サンフレイム(ササファイヤーの12) 第7戦


キャロットクラブ出資愛馬第24号は、ずっと狙っていたササファイヤーの子。

2010年産のマズルファイヤーも狙っていたが、体重が大きすぎて嫌いギリギリで購入せず。しかし、重賞2着に皐月賞7着と大活躍。逃した魚は大きく、今度こそはの気持ちで購入。

父キンシャサノキセキはこの世代がファストクロップで未知数。しかし、母の仔出しと1度お願いしたかった大久保龍志厩舎ということで購入。

・・・にしても、2歳4月になっても残口表示もないくらいの売れ行きの悪さ。あまりに売れないため、馬主都合で早期入厩することに。結局、この無理矢理早期入厩策が功を奏し、4月15日に完売(苦笑)。

クラブ全体でも世代一番目のデビューだったが掛かるしまっすぐに走らないし、追ってもジリジリとしか伸びずに9着大敗。そして何よりもノドなりが深刻。

続く2戦目も4か月ぶりの出走で成長が期待されたが、ノドなりの影響でブービーと大敗。しかし、ノドなりが完治したとしても勝ち負けは無理そうなここまでの走り(T_T)。大物感はゼロ。課題が多く、やってもうた感は満載。実績通りササファイヤー産駒の牝馬は走らないのか。

そしてそんなこんななので一流の大久保龍志厩舎ではお荷物となり放置プレイ。たった2戦で大久保龍志厩舎を去り3月からの新規開業・西村真幸厩舎へ転厩。西村真幸厩舎は馬房数14のところに3歳以上の登録馬だけで開業当時27頭。ここから2歳馬が入ってくるわけで、手元でじっくりと育てる感じではなく、大丈夫かオイと心配していたら、転厩緒戦にベテランで教育上手の四位洋文騎手を指名。その四位洋文騎手は返し馬で使って良くなりそうな手応えを感じ、逃がして最後まで目一杯に追い切り次走への道筋をつけてくれた。

西村真幸調教師は優先権が獲れなかったため、芝のレースは諦めダートの出られるレースにねじ込むと宣言。中1週で当初想定されていた牝馬限定戦も結果的にフルゲート割れで出走できたが、超弱面揃いの同日の一般戦に投票。

結果、超弱面に恵まれ走破時計も遅く、平凡以下の内容だったが、優勝!!4戦目にして未勝利を脱出してくれた。未勝利戦は勝つことが何よりも大事。この貴重なチャンスを生かし切ったことに感謝したい。

本年3月開業の西村真幸厩舎の記念すべき初星となり、サンフレイムの名は永遠に厩舎の歴史に刻まれた。

続く前々走の昇級戦は14頭立て13番人気13着とまたまたブービー。全く良いところがなく、相変わらずノドが気になるということで、いろんな面が良化するのを気長に待つしかない。

前走は19分の16の当選確率の抽選に愛馬2頭共落選するダメっぷりを露呈したあとサンフレイムはいきなり放牧に。

そこから帰厩して出走したダート1200mでは好位5番手に取りつき7着と出走奨励金圏内に入る好走を見せた。しかし、勝ち馬からは0秒9差と遠く、すぐ後ろはアタマ、アタマ、アタマ、ハナ、クビ、クビと僅差。ほんの少し垂れていたら13着という内容だった。

それでも短距離でも先行できるスピードがあるし、前走は休養明けの割りに追い不足で、1度使われた今回は更なる上位を期待したい。


前走後、そのまま小倉にとどまり、連闘も視野に。

8月8日 小倉10R 筑紫特別 500万下 芝1200m 混合 定量に出馬想定!!

フルゲート18頭のところ第1回特別登録完了馬は24頭。水曜日の想定段階では22頭。残念ながら除外対象。信頼できるクラブ公式HPでも”除外対象C”のジャッジ。芝のレースだし是非共出たいところだが。


結局、筑紫特別は除外対象だったが、ダート1000mのレースがフルゲート割れだったのでそちらに投票。

8月8日 小倉8R 500万下 ダート1000m 定量に出走!!

出走数は11頭と手頃でメンバーもそんなに強くなく超美味しいレース。こんなレースに優先権のない馬が連闘で出られるとは。西村真幸先生の粘り勝ちで有り難い。

鞍上も減量1キロで乗れている有望新人の松若風馬騎手でこれもまた有り難い。


8着/5番人気。

前走のように先行ができず苦しい展開だったが、最後までしっかりと走りきり出走奨励金は確保。

勝ち負けにはパンチ不足なので、こうやって出走奨励金を貰ってきてくれるのは馬主としては有り難い。


レース回顧と時計の分析、レース後の松若風馬騎手と西村真幸調教師のコメント掲載。

(2015年8月10日完結)

2015年8月6日立ち上げ

●前走後、そのまま小倉にとどまり、連闘も視野に

 我らが愛馬サンフレイムは昇級戦の前々走はこれまでの未勝利戦での内容から苦戦必至と思われましたが、全くその通りでポジションを取るのに苦労し、道中も終始押っ付け押っ付けで、最後は早々に手応えがなくなりと良いところなく14頭立て13番人気13着と大敗しました。全く良いところがなく、相変わらずノドが気になるということで、いろんな面が良化するのを気長に待つしかない状態です。

 そんな中、前走は19分の16の当選確率の抽選にサンフレイムを含む愛馬2頭共落選するダメっぷりを露呈したあとサンフレイムはいきなり放牧に出されてしまいます。

 その後帰厩して出走したダート1200mでは好位5番手に取りつき7着と出走奨励金圏内に入る好走を見せてくれました。しかし、勝ち馬からは0秒9差と遠く、すぐ後ろはアタマ、アタマ、アタマ、ハナ、クビ、クビと僅差。ほんの少し垂れていたら13着という紙一重の内容でした。

 それでも短距離でも先行できるスピードがありますし、前走は休養明けの割りに追い不足で、1度使われた今回は更なる上位が期待できると思います。


 前走後、そのまま小倉にとどまり、連闘も視野に入れられています。そして早速8月8日 小倉10R 筑紫特別 500万下 芝1200m 混合 定量に特別登録されました。

 優先権もなく出走は微妙ですが、小倉滞在はありがたいですし、状態が悪くないのなら連闘も良いですよね。果たして出走できますでしょうか。

●気になる特別登録表(8月8日 小倉10R 筑紫特別 500万下)

特別登録表 8月8日 小倉10R 筑紫特別 500万下 芝1200m 混合 定量

第1回登録完了馬 全24頭 フルゲート 18頭  
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
イダス 57.0  5/09 六波10下 京都芝1600 12 11 11 11
ヴァッフシュタルケ 和田竜二 57.0  7/19 マカ5下 中京芝1200 10 13
カッサイ 森一馬 57.0  5/10 障害未勝利 新潟障2890 11 14 13
カメット 北村友一 57.0  7/19 マカ5下 中京芝1200 10 15 10
サトノネネ 川田将雅 55.0  7/18 タイ5下 中京芝1400
サンフレイム 52.0  8/01 500万 小倉ダ1000 11 13
シセイカスガ 松山弘平 57.0  7/19 マカ5下 中京芝1200 11 13 11 10
ショウリュウバイオ 57.0  7/26 500万 中京芝1400 10 16 13 10
ジンセイハオマツリ 太宰啓介 57.0  6/14 500万 阪神芝1400 17 12
タイセイララバイ 55.0  6/21 500万 阪神ダ1400 15 13 14
ダラニ 55.0  2/07 巌流5下 小倉芝1200 14
ダンシングワンダー 52.0  3/22 500万 阪神ダ1200 12 16 11
テイエムチュラッコ 松若風馬 55.0  7/19 マカ5下 中京芝1200
トシストロング 57.0  7/26 500万 中京芝1400
ナムラマミー 太宰啓介 52.0  6/06 戎橋5下 阪神芝1200 13 12
プロンシェダーム 55.0  4/11 500万 福島芝1200 16
マルクナッテ 鮫島克駿 55.0  6/20 500万 阪神芝1800 12 15 11 11 14
ムーンフライト 55.0  8/02 500万 小倉芝1200 14
メイショウキリサメ 国分優作 54.0  7/19 マカ5下 中京芝1200
メジャーガラメキ 52.0  5/16 500万 京都ダ1200
メモリーレーン 高倉稜 55.0  5/16 500万 新潟芝1200 16
ヤマノハヤブサ 57.0  5/23 500万 新潟芝1000
レッドルシファー 中谷雄太 57.0  7/26 500万 中京芝1400 18 15 16 15 12
ロットリー 藤岡佑介 52.0  8/01 伊万5下 小倉芝1200 11 16 11

フルゲート18頭のところに第1回特別登録完了馬は24頭です。さすがに優先権がなく連闘と節の空いていないサンフレイムは除外対象です。

●気になる出馬想定表(8月8日 小倉10R 筑紫特別 500万下)

出馬想定表 8月8日 小倉10R 筑紫特別 500万下 芝1200m 混合 定量 フルゲート 18頭 想定数22頭
馬名 予定騎手 斤量 前走 前走着順 前走人気 過去着順
イダス 松山弘平 57.0  5/09 六波10下 京都芝1600 12 11 11 11
ヴァッフシュタルケ 和田竜二 57.0  7/19 マカ5下 中京芝1200 10 13
カメット 北村友一 57.0  7/19 マカ5下 中京芝1200 10 15 10
サトノネネ 川田将雅 55.0  7/18 タイ5下 中京芝1400
サンフレイム 52.0  8/01 500万 小倉ダ1000 11 13
シセイカスガ 57.0  7/19 マカ5下 中京芝1200 11 13 11 10
ショウリュウバイオ 57.0  7/26 500万 中京芝1400 10 16 13 10
ジンセイハオマツリ 鮫島克駿 57.0  6/14 500万 阪神芝1400 17 12
タイセイララバイ ザカリー・パートン 55.0  6/21 500万 阪神ダ1400 15 13 14
ダラニ 55.0  2/07 巌流5下 小倉芝1200 14
ダンシングワンダー 中井裕二 52.0  3/22 500万 阪神ダ1200 12 16 11
テイエムチュラッコ 松若風馬 55.0  7/19 マカ5下 中京芝1200
トシストロング 幸英明 57.0  7/26 500万 中京芝1400
ナムラマミー 太宰啓介 52.0  6/06 戎橋5下 阪神芝1200 13 12
プロンシェダーム 小牧太 55.0  4/11 500万 福島芝1200 16
マルクナッテ 鮫島克駿 55.0  6/20 500万 阪神芝1800 12 15 11 11 14
ムーンフライト 55.0  8/02 500万 小倉芝1200 14
メイショウキリサメ 国分優作 54.0  7/19 マカ5下 中京芝1200
メモリーレーン 高倉稜 55.0  5/16 500万 新潟芝1200 16
ヤマノハヤブサ 57.0  5/23 500万 新潟芝1000
レッドルシファー 中谷雄太 57.0  7/26 500万 中京芝1400 18 15 16 15 12
ロットリー 藤岡佑介 52.0  8/01 伊万5下 小倉芝1200 11 16 11

表中 騎手の太字は乗り替わり予定 青字は1000万クラスでの成績

フルゲート18頭のところに現在22頭出馬想定されています。出走は微妙と思いますが、信頼できるクラブ公式HPでは”除外対象C”ということで、どうもダメそうですね。

これ以降は2015年8月10日に作成

●追い切り情報(8月10日作成)

前走前 7月29日 栗東CW 良馬場 馬なり余力

助手
4F 54.1
3F 39.1
1F 12.6[6]
ワンアフター(2歳新馬)馬なりの外を0.3秒追走3F併せ0.1秒先着



連闘の為、中間軽め
 連闘の為、追い切り時計がありませんし、追い切り評価はできません。

●出馬確定表

出馬確定表 8月8日 小倉8R 500万下 ダート1000m 定量 全11頭
馬名 騎手 前走 過去着順 追い切り
ヴェリテ 義英真  7/25 500万 中京ダ1800 15 12
オリエンタルダンス 浜中俊  4/11 500万 阪神ダ1200 12 11 17
カッサイ 森一馬  5/10 障害未勝 新潟障2890 11 14 13
クーゲル 鮫島克駿  7/18 500万 中京ダ1200
コパノハート 北村友一  7/19 マカ5下 中京芝1200 12 11
サンフレイム 松若風馬  8/01 500万 小倉ダ1000 11 13 13
ショウリュウバイオ 松山弘平  7/26 500万 中京芝1400 10 16 13 10 14
タガノヴェルリー 和田竜二  5/31 500万 京都ダ1400 10
ドリームハヤテ 熊沢重文  2/22 障害OP 京都障3170 14
ミスズモンブラン 幸英明  8/01 500万 小倉ダ1000 12 13 10
ヤサカナンティー 国分優作  7/18 500万 中京ダ1200 12 14 11 10

表中 騎手の太字は乗り替わり 青字は1000万クラスでの成績

結局、芝のレースは除外確実でしたので、フルゲート割れをしていたダート1000mのレースに投票しました。さしてメンバー強くないですし、なんともいいレースが空いていました。西村真幸先生の粘り勝ちですね。

短距離のレースは比較的出走したい馬が多く、優先権を逃すとすぐに”節を空ける為”と言って放牧に出す調教師も少なくないですが、こうやって粘り強くやっていると案外節がなくても入れるレースがあるんですよね。結果はどうなったとしてもこのレースに出走させていただいたことは有り難いですし嬉しいですね。

●小倉ダート1000mコース解説

 フルゲートは14頭。小倉のダートの砂厚は8.5cm。滞在馬が調教で使用するため、札幌や函館と同じように他の競馬場より砂が深くなっている。 レース時の時計はそれほど極端にかからないものの、全般的には力のいるコースと言っていい。
 1000mのスタート地点は向正面直線の左端。2コーナーの出口からで、コースの最高部から発走する。3コーナーまでの距離は366m。スタート直後の下り坂を利して、テンからかなり速いスピードが出る。コーナー、最後の直線でもそのスピードは緩まず、行ったもの勝ち。500万クラス以下の下級条件が中心の番組ということもあり、人気の逃げ、先行馬がそのまま雪崩れ込む展開が多い。
 フルゲートは14頭。仮に大外枠を引いても問題はなく、むしろ内枠で先行できずにへこまされる方が怖い。
有利な枠順 フラット
有利な脚質 逃げ、先行
ポイント スタート、スピード能力
種牡馬ベスト Mr.Greeley、Bluegrass Cat、ゴールドアリュール
連対騎手ベスト 浜中俊、北村友一、太宰啓介、松山弘平、酒井学
推定勝ちタイム 良馬場 稍重馬場 重馬場 不良馬場
2歳新馬 1分00秒8 1分00秒7 1分01秒0 1分00秒2
2歳未勝利 1分00秒5 1分00秒0 1分00秒7 1分00秒1
3歳未勝利 1分00秒4 1分00秒6 1分00秒2 1分00秒4
古馬500万 59秒8 59秒4 59秒9 1分00秒0
古馬1000万 57秒5

●騎手は松若風馬騎手 ほっさん評価「C」

 今回のサンフレイムの鞍上は松若風馬騎手です。予定していた特別戦が除外対象ということで急遽ダートのレースに出走することになりましたが、こういう時はそんなに良い騎手が残っていないことが多いですが、減量1キロで新人ながら技術の素晴らしい松若風馬騎手が空いていたなんてなんともラッキーです。

 松若風馬騎手はデビュー前から最も評判の高かった騎手で、その前評判通り素晴らしい騎乗で勝ち星を積み重ねていて、デビューから1年と5か月程度ですでにJRA通算79勝ときっちり結果を残されています。もちろん同期の中でも断トツの高い数字です。

 松若風馬騎手と我が軍団と言えば、本年4月に乗り難しいマデイラに騎乗していただきました。10着でしたが満足のいく騎乗ぶりでした。あのときは特別戦で減量の恩恵はありませんでしたが、今回は平場ですので1キロ減の恩恵がありますし79勝も挙げていて経験豊富な騎手が減量1キロというのは美味しいですよね。


 2015年8月7日現在、JRA通算79勝。勝率7.9パーセント、連対率14.2パーセントと2年目にしては素晴らしい数字。昨年(2014年)は47勝、勝率7.8パーセント、連対率15.0パーセント。デビューイヤーの新人としては破格の数字。本年(2015年)はここまで32勝、勝率8.0パーセント、連対率13.0パーセントと昨年同様の数字。


 松若風馬(まつわか ふうま)は1995年9月4日生まれの19歳。日本中央競馬会(JRA)栗東トレーニングセンター所属する2014年3月デビューの2年目の騎手である。騎手免許は平地競走と障害免許を有しているが、障害戦での騎乗は1度もない。音無秀孝厩舎所属。父は装蹄師で、サクセスブロッケン、ローレルゲレイロ、アンライバルドなどの装蹄を担当した松若勝。

 滋賀県出身。装蹄師である父に連れられ幼い頃から競馬場に通い、小学校から乗馬を始めた。デビュー前の抱負では、内田博幸騎手を目標とするジョッキーとして挙げていた。

 2014年2月に競馬学校を30期生として卒業し騎手免許を取得する。同期は小崎綾也、義英真、木幡初也、井上敏樹、石川裕紀人、そして騎手免許を再取得した柴田未崎がいる。

 2014年3月1日、音無秀孝厩舎所属としてデビュー。阪神8Rでサンライズマーチに騎乗し、16頭立ての4着。初勝利は翌3月2日、小倉2Rでトレノカチドキで優勝。デビュー2戦目で初勝利を挙げた。その約20分前に行われた阪神1Rで同期の義英真が初勝利を挙げたため、新人一番乗りの勝利は逃している。


 2014年7月20日、中京9Rのマカオジョッキークラブトロフィーでホープタウンに騎乗。当初騎乗予定だった武豊が6Rで落馬負傷し、急遽乗り替わりとなった代役で特別レース初勝利を挙げた。

 2014年は最終的に47勝を挙げ、関西新人騎手の中で最多勝かつ騎乗停止処分がなかったことが評価され、中央競馬関西放送記者クラブ賞新人賞を受賞した(この年は小崎も、同期よりも2ヶ月程度遅い4月19日デビューの状況下で38勝を挙げ、「新人特別賞」を受賞。2名の受賞となった。)。また、関東新人騎手を含めても最多勝かつ30勝以上のため、JRA賞最多勝利新人騎手も受賞した。JRA賞最多勝利新人騎手は、2010年の高倉稜が受賞して以来、30勝以上をあげた新人騎手がいなかったため、4年ぶりの対象者となった。


 2014年デビューの新人騎手6人の2015年8月7日までの騎乗成績は以下のとおりです。

松若風馬  79勝
小崎綾也  52勝
義英真   27勝
石川裕紀人 26勝
井上敏樹  19勝
木幡初也  18勝

 ということで、同期の中でも最も勝ち数を伸ばしています。
 ほっさん愛馬での成績(2戦0勝)

 2014年 5月24日 ラフェドフルール 3歳未勝利            新潟ダ1800m 15着/12番人気
 2015年 4月12日 マデイラ      福島民報杯 4歳上オープン 福島芝2000m 10着/13番人気


2014年6月28日 阪神12R 500万下でアップアンカーに騎乗する松若風馬騎手(10番人気/13着)。

●専門誌の印と評価

競馬ブック

見解

「発馬が安定して確実に力を出せるようになったクーゲルが中心。今なら1000メートルも問題なく、もうひと押しを期待。相手は、距離短縮でスピードを生かせそうなタガノヴェルリー、先手を取れれば一変可能なコパノハート、ダートの短距離に適性あるカッサイが有力。」


短評は「平穏」



予想家の印
馬名 長岡利 山田理 西村敬 CPU
カッサイ △△
コパノハート
ミスズモンブラン △△
サンフレイム
ショウリュウバイオ
オリエンタルダンス △△ △△
ドリームハヤテ
クーゲル
ヴェリテ
タガノヴェルリー
二重△は△△で処理
あとは無印



予想オッズ
馬名 予想オッズ
クーゲル 2.7
タガノヴェルリー 3.2
コパノハート 4.5
オリエンタルダンス 9.4
サンフレイム 13.9
カッサイ 14.4
ミスズモンブラン 16.2
ヴェリテ 16.8
ショウリュウバイオ 22.6
以下25倍以上省略



スピード指数

馬名 最高値 3走前 2走前 前走 評価
サンフレイム 69 69 48 63
クーゲル 86 71 74 78
コパノハート 71 68 68 58
タガノヴェルリー 76 71 75 74
オリエンタルダンス 75 65 64
ミスズモンブラン 74 56 50 67


デイリー馬三郎

本紙の見解

「坂路で楽に好時計をたたき出す◎タガノヴェルリーはスピードに秀でたタイプ。初の小回りの千がいかにもフィットしそうで、ここは先行勢も手薄な組み合わせ。一気に押し切れる。自在に運べて堅実な○クーゲルが相手の本線。〈浜口〉」

◎ タガノヴェルリー
○ クーゲル
▲ コパノハート
× ミスズモンブラン
☆ オリエンタルダンス
△ ヴェリテ


サンフレイムは本紙無印(T_T)


サンフレイムは全13記者中 ▲(3番手評価) 1記者、☆(5番手評価) 2記者、△(6番手以下評価) 3記者、無印 7記者

●前走レース後の騎手・調教師・専門誌のコメント

サンフレイム(7着)

 「スタートからいいスピードを見せてくれたのですが、コーナーで前の馬のキックバックをまともに受けてしまって、そこからなかなか進まなくなってしまいました。うまく外目に出せれば良かったのかもしれませんが、頭を上げて動く余裕もなく、走りのリズムが崩れてしまった感じです。いいスピードがあるだけに、もう少しスムーズに進められれば違うと思うのですが…。申し訳ありません」(国分恭介騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「馬体重は、前走が減っていたので戻ったと考えればいいですし、見た目にも太目感なく仕上がっていました。スタートからいいポジションで進められそうだと思っていたのですが、コーナーでまともに砂を被って嫌気を差してしまったようです。シャドーロールなど砂を少しでも避けられる馬具の着用を考えた方がいいかもしれません。ジョッキーは『これだけスピードがあるのだから、芝はどうですか?』と言っているほどで、ここでも通用する走りはできると思いますし、優先出走権を確保できなかったとはいえ、平坦小回りはいい条件ですから、出走状況を見ながらこのまま次走に向けて調整していきたいと思います。栗東に戻して態勢を整えていくと再度の輸送になりますし、このまま小倉競馬場に滞在させて状態次第では連闘も視野に入れようと考えています。出走状況にもよりますが、芝のレースも視野に入れていきたいですね」(西村真幸調教師・キャロットクラブ公式HP)

●各陣営のコメント

サンフレイム

 「砂をかぶる形だと嫌がるけど、攻め通りなら通用する力はある。きっかけを。」(西村真幸調教師・デイリー馬三郎)

 「砂を被ると嫌がって集中できませんが、調教通りならもっとやれていい馬だと思います。」(西村真幸調教師・競馬ブック)

●ほっさん予想

 予想家の印は△があるかないか程度ですが、サンフレイムは1度使われたことにより、休養明けの割りに追い切りの緩かった前走よりもやれると思います。その前走は絶好位に取りつくも最後の直線でキックバックを嫌がり(最近このフレーズを良く聞くなぁ><)失速したということですから、シャドーロールにメンコをつける予定の今回、少しはマシになるでしょう。

 松若風馬くんが上手くキックバックを受けないように騎乗してくれれば上位に来ても不思議はないと思います。

 そもそも競馬ブックでは予想単勝オッズが5番人気予想。結果もそこなら万歳ですよね。掲示板に載って欲しいなぁ〜。

●パドック

 サンフレイムの馬体重は前走マイナス6キロの480キロ。馬格のある馬ですので、このマイナスはそんなに気にならないですが、小倉で滞在していることを考えると減って欲しくはなかったですね。腹回りは細くは感じなかったですね。

 今回はキックバックを少しでも防ぐためにメンコとシャドーロールをしています。シャドーロールと言えば下方の視野を遮る為のものと言う印象ですが、こういう使い方も一理あるかも知れませんね。何も考えないよりも随分と有り難いですね。

 気配は1度使われて上向きで、毛づやも良く、やってくれそうに感じました。

●レース

 前走は素晴らしいスタートから好位5番手を追走し粘り込んだサンフレイムですが、今回は出負けし、いきなりから後方になってしまいます。
 11頭立てのレースで結局9番手。ダートでしかも1000mという距離を考えても万事休すと言わざるを得ません。

 道中も押っつけながらの追走でシンガリ負けも覚悟しましたが、最後までバテず伸びずながらもしっかりと走りきり8着と出走奨励金を確保してくれました。頭数にも恵まれましたが、出走奨励金確保は嬉しいですね。

●時計の評価

 今回のサンフレイムの走破時計は59分0秒良馬場でした。競馬ブック誌の推定タイムは良馬場で58秒5、勝ち馬の時計が58秒0ですから、ワンパンチ足りないことは否めないですね。

●レース後の騎手・調教師のコメント

サンフレイム(8着)

 「ゲートで少し遅れてしまったので、そこから出していこうと思ったのですが、なかなか進んでいってくれませんでした。最後も伸びず、バテずといった感じで…。道中は砂を被っても問題ありませんでしたし、ノドも特に気になりませんでしたが、この距離はちょっと忙しかったのかもしれません」(松若風馬騎手・キャロットクラブ公式HP)

 「久々を叩いて上積みを見込むことができると思ったのですが、このレースぶりを見ていても、こちらが考えていた以上に良化がスローな印象ですね。本当に良かった頃と比べてもまだピリッとしてきません。朝晩は栗東よりも気温が低いくらいですし、もっと上向いてきてくれてもいいのですが…。ただ、馬具の効果か砂を被っても気にする様子はなかったので、そのあたりは収穫がありました。連闘の後ですし、馬の状態をよく確認した上で問題がなければ、このまま滞在で次走を考えていく予定です」(西村真幸調教師・キャロットクラブ公式HP)

●専門誌のレース評価

サンフレイム(8着)

 「脚捌きは硬い。出脚が鈍く後ろから。4角ではステッキが入っていたが、差を詰められず。そのまま流れ込んだだけ。さして見せ場がなかった。」(競馬ブック)

●気になる賞金は

 出走奨励金が本賞金750万円の5パーセントで38万円。特別出走手当が39.9万円。合計77.9万円。1口で割りますと1450円程度になると思われます。

●今後の展望

 サンフレイムは1つ勝っている馬ですし、こんなふうにコツコツと出走奨励金を稼いでくれれば言うことないですね。そりゃ、掲示板に載ってくれれば、次走への優先権もありますし、私が気にする本賞金も加算されますから万歳なのですが、現状ワンパンチ足りませんし、走りながら成長し競馬が上手くなって行ってくれればと思います。

●最後に

 今回は元々芝のレースに出走予定でしたが、優先権のない連闘ということで除外対象であり、急遽ダート戦への出走となりました。通常、短距離の500万クラスって、1度権利をなくしたら少し節を空けないと出られそうにないですし、すぐに”節を空ける為”という理由で馬の状態が良くても放牧に出してしまう厩舎が少なくないですが、今回の使い方は馬主としては嬉しいですし有り難いですね。

 ダート1000mというサンフレイムには合う条件のレースがフルゲート割れで11頭での出走。美味しいレースでした。この頭数だったからこそ出走奨励金がいただけたわけですし全てが上手く行ったと思います。もちろん、今回結果が悪かったとしてもベストを尽くしてのものであればなんの文句もありません。


 滞在競馬の割りに馬体が減っているのが気になりますが、更に滞在で続戦してくださる予定で、こうやって少しでも稼げる時に稼いで欲しいですね。

 平坦の小倉はサンフレイムにとって合いますし、メンバーも中央場所よりは比較的軽いですからとにかく小銭を稼ぐ今がチャンスです。次走も目標は掲示板です。元気で頑張って欲しいですね。

 頑張れサンフレイム!!次走も楽しみにしているぞ!!

最後までご愛読ありがとうございました

2015年8月6日立ち上げ 7日、10日加筆
サンフレイムの過去の特集をご覧になりたい方はこちら

2015年 8月 1日 第6戦 500万下 小倉ダ1000m (7着/11番人気)

2015年 5月 3日 第5戦 3歳500万下 京都ダ1200m (13着/13番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2015年 3月28日 第4戦 3歳未勝利 阪神ダ1200m (1着/3番人気)

2015年 3月15日 第3戦 3歳未勝利 阪神芝1400m (8着/6番人気)

2014年10月26日 第2戦 2歳未勝利 京都芝1400m (13着/8番人気) 写真多数付現地観戦レポート

2014年 6月14日 デビュー戦 2歳新馬 阪神芝1400m (9着/3番人気)

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